支援する会のこれまでの活動実績
大井川鐵道全線復旧を支援する会は、令和5年3月の発足以来、地域住民を中心に約30名規模で活動を続けてまいりました。
町議を含む地域の有志が集まり、「鉄道の復旧と地域の未来」をテーマに、継続的な取り組みを行っています。
■署名活動(復旧に向けた意思の可視化)
復旧に向けた最初の大きな取り組みとして、署名活動を実施しました。
- 令和5年3月:町内にて戸別訪問による署名活動を開始
- 令和5年5月:街頭での署名活動を開始
- 令和5年9月:静岡県および国土交通省へ提出
最終的に 44,595筆 の署名が集まり、地域内外からの強い支持が示されました。
この署名は、復旧に向けた議論の中で「沿線地域の強い思い」として評価され、重要な後押しとなりました。
■行政・国への要望活動
復旧に向けては、関係機関への直接的な働きかけも行ってきました。
- 静岡県副知事への署名提出(令和5年9月)
- 国土交通省への要望書提出(令和5年11月)
これらの活動を通じて、大井川鐵道の重要性を国・県へ訴え続けてきました。
■地域美化・環境整備活動
地域の鉄道資産を守るため、駅周辺の環境整備にも取り組んでいます。
- 千頭駅での清掃活動(令和5年7月)
- 地域団体(郵便局長会等)との連携
鉄道は単なる交通機関ではなく、地域の象徴であるという意識のもと、継続的な活動を行っています。
■講演会・啓発活動
鉄道の価値や地域との関係を広く共有するため、講演会も開催しています。
- 静岡大学名誉教授 土居英二氏による講演会
(令和6年2月/川根文化センター)
鉄道が地域経済や人の流れに与える影響について、専門的な視点から理解を深める機会となりました。
■地域イベントの開催(マルシェ)
鉄道と地域をつなぐ取り組みとして、マルシェイベントを開催しています。
●青部駅マルシェ2024(令和6年11月)
- 実行委員会を立ち上げ開催
- 井川線トロッコ車両の特別展示
- 来場者:約600人
●駿河徳山駅マルシェ2025(令和7年11月)
- 来場者:1,500人以上
- 出店:25店舗
- 地元住民・高校生・児童によるステージイベント実施
これらのイベントは、鉄道が止まっている期間でも地域の賑わいを創出し、「鉄道と地域が一体となる未来」を体現する取り組みとなりました。
■復旧合意への貢献
令和7年3月、公共交通のあり方検討会において、
令和10年度中の全線復旧に向けた合意 が確認されました。
その合意理由の中には、
「沿線地域の復旧への強い思い」
という文言が盛り込まれており、これまでの活動が確実に反映された形となりました。
■今後に向けて
私たち支援する会は、全線復旧をゴールとせず、
復旧後も鉄道と地域が共に発展していくための活動を続けていきます。
地域の皆様とともに、
「鉄道があるからこそ活きるまち」
を実現していくため、今後も取り組んでまいります。
